"Burning Season"

Dedicated To Every Romancing Summer!

title: September


ドアの向こう側から忍び込む
けだるい9月の匂い
鮮やかな彩りを深い空の蒼さに変えていく

近付いて来る別れの時を
作り笑いで消そうとしても
出会えた時間が遅すぎたから...

それでもあなたは 愛してる と言った

二人で描いた遥かな夢は
もう遠い空の彼方
今を捨てきれずにいた僕のせい
君の涙が流れては消える

二人出会った時の思い出も今は
少し古ボケた壁のポスターのよう
時と共に色あせて枯れていく花瓶の花びら

巡り来る朝の気配を
二人の身体で埋めようとした
けれど時計は回り続けて...

それでもあなたは満たされていたの...?

出会えたことは運命の悪遊戯(いたづら)
忘れかけてた昨日の夢
時を越えられない僕のせい
二人の時が終わりを告げる



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